以前にも書いた、「薬指の標本」観てきました。
すごく素敵な映画でした。
原作を裏切らないというか、上手くフランス映画の世界に落とし込んでて、必要以上に無駄な事はしない感じのつくり。小説→映画にする、実際に時間内に人物を切り取るのに必要な変更だったり、セリフだったりで、観る前に「イメージと違うな」と思っていた所もすごくさらりと受け止めてみれました。ただ忠実なだけじゃなくて、世界観をフランス映画の中に完璧に作り上げて落とし込んでる。原作者の小川洋子が、「この映画を観た時、私はなぜかたまらなく懐かしい気持ちになった。
小説を書き上げた12年前、くまなく歩いた自分だけの標本室に、久しぶりに戻ってきたかのような、あるいはその折であった登場人物たちと再会できたかのような気分だった。」とコメントしてるのが頷ける映画です。原作を好きな方にはぜひお勧めしたくなる一本。
そして主人公を演じたモデルのオルガ、すごく素敵でした。写真より動いてる方がずっと綺麗。映画の中で、フランスだからあまりエアコンをつけない為にいつも肌がうっすら汗に濡れてて、それがチラチラ チラチラ、綺麗な身体のラインに映えてすごくエロティック。服も、フランスっぽくてすごくかわいかった。エンドロールにアニエス.bのクレジットがあったから、そうなのかな。私は特に彼女のメイクが気になりました。外国人だし、ただのナチュラルメイクなんだけど睫のばさばさ具合とか、ぷっくり下唇のリップとかチークとか、本人の魅力と相まってすごく魅力的!さっそく彼女のリップのようなグロスを探しにいったのだけれど、なかなかないなあ...。(もちろん彼女は元の唇の色だろうが。)
そんな細かい所や、色々なアートワークまですっかり惚れ込んだ2時間。パンフレットを買いそびれてしまったので、それだけの為にもう一度嫌いな渋谷の人ごみの中にいこうと思うくらい(笑)素敵な映画でした。
テーマ:ヨーロッパ映画 - ジャンル:映画

蒼井優ちゃんの可愛い集英社文庫”ナツイチ”で、羽海野チカ版「不思議の国のアリス」を購入。
「ハチクロ」の使い回しだけど、カワイイ!!
中の挿絵は定番テニエルのものです。
永続版なのか解らないし、書店でも見かけなかったので私は集英社のサイトで直接取り寄せました。
とはいえ、ナツイチも終わっちゃったのでもし欲しい方がいらしたら
急いだ方がいいかもしれませんね☆
ただ、「読む」と考えるとこの集英社文庫版は微妙...。
ルイスキャロルの語り口調に訳してあって何となく落ち着かないです。
観賞用。
やはり、新潮文庫版の「アリス」の方がしっくりくる。
ちなみに写真は鏡の国、こちらは金子国義のフルカラーイラスト。
海外の本みたいに、一文字目を大きくする印字とか文庫本だけど凝っててシックです。
文庫本なら新潮文庫が好きだな。
紙の質感とか、後ろの葡萄のマークとか、何だか「正しい文庫本」って感じ。
装丁も一番おしゃれだし。
アリスもそうだけれど、「シャーロックホームズの冒険」も文庫本が数社からでてて、
新潮文庫版は白地にブルーの英字のロゴと、マントとパイプ姿のホームズシルエットの
装丁がすごいお洒落です。
本屋さんに行ったら、ぜひ見比べてみてください♪
↓全く関係のないつぶやき★
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ほんのちょっと前まで、あんなに夏の余韻があったのに、
気付くと秋物のお洋服へと、逸るきもちと共にもう本格的な”秋”がすぐそこに来ている。
金木犀の香りがしたから。
もうあつくたってなんだって、晩夏じゃない。
昨日まで気付かなかったのに、ある日ふとその香りに気付く。
すみれじゃないけれど、下↓の曲のイントロがふと思い浮かんだ。
流行った時(小学生だった)は特にわからなかったけれど、
今聴くといい曲だなあ。
すごくいい歌詞だと知る。
大黒摩季 ら・ら・ら
懐かしいにおいがした すみれの花時計
恋愛中ってもっと楽しいと思ってた
好きになるのは簡単なのに輝き持続するのは…
ら・ら・ら 今日と明日はあなたに逢えない
TVやマスコミはいったい誰のもの?
とっても寂しいからとりあえずつけてます
夢があるのはいいのだけど
こんな忙しい人じゃ…
ら・ら・ら 今日も明日もあなたに逢いたい
年月が経つのはナゼこんなに早いのだろう
あっという間にもう こんな年齢だし、親も年だし、
あなたしかいないし… ねえ
ら・ら・ら 何かやらなきゃ誰にも会えない
人の心 裏の裏は ただの表だったりして
振り返れば恋ばかりで つい自分を忘れてた
これから私 何をどうして生きて行けばいいんだろう…
ら・ら・ら やっぱり 今日も明日もあなたに逢いたい
ら・ら・ら だけど 今日も明日もあなたに逢えない
ずっと ずっと ずっと 一緒にいようね
でも、金木犀の香りがしたら、運動会の季節だ。
なつかしいな。
みんなクラス席のござで、わら人形つくってるの。
それで担任を呪うの(笑)
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ヤフーのトップページでふと目にしたニュース。
大好きなバンドがまたひとつ、解散してしまった。
La'cryma christi。私が、サクラが脱退して大好きだったラルクから離れた時に出会ったバンド。
初めて聞いたのは、TVKのCMでちらっとかかった、『楽園』。
何だかそれまで聞いたことのない様なメロディーが一瞬で心に焼き付いて、離れなかった。
幻想的、それでいてどこまでもポップ。
(初期の音は特に)ヨーロピアンな雰囲気なのに、どこか民族的。
そんな多面的な美しい楽曲。
高く伸びる声。
ビジュアル系だけど、メンバーの格好良さより先に綺麗なメロディーを好きになった。
好きになってしばらくは「メンバーの誰が好き??」と聞かれても特定の人がいないくらい。
見た目より何より”奏でる音”が好きだった。
(hiroがメイクを落とそうと、TAKAが坊主になろうと(笑))
ただそんなに好きだったのに、解散を知っても私はあまりショックを受けなかった。
(むしろkojiがやめたときの方がショックだった。)
自分の中のラクリマは「magic theater」で時が止まっていたから。
その以降ぐらいからプロデューサーが変わって音楽性が変わりはじめる。
アルバム”&U”以後の幾つか聞いた音源は、私には正直、
やりたいことがあり過ぎてまとまらない様な音に聞こえて何だかとてもきけなかったから。
個性的なメロディメイカーの音を、
岡野ハジメや他のプロデューサーは余程上手くまとめあげていたんだろう。
私はプロデューサーが明石昌夫に変わってからの曲は、残念だけど殆ど聴かなくなってしまった。
心の奥で時が止まったままのバンド。
だから私の大好きな曲達はずっと響き続ける。
いちばん好きな曲、『green』↓↓
lyrics TAKA / music SHUSE
I can hear her heartbeat
from a thousand miles.
なぜ泣いてるの 君の涙は何も語りはしないよ
テーブルの上 昔の彼女の写真を見て悟ったよ
誰でも自分にとって 一番大切な人を
奪われたとしたならば 苦しむものなのでしょう
I can hear her heartbeat
from a thousand miles.
この瞬間の僕の全てを君に捧げよう
目の前に過去はなく 戻る事もないから
キャンドルの小さな灯で この写真を
燃やして灰にしよう 今は君がいるから
この瞬間の僕の全てを君に捧げよう
目の前に過去はなく 戻る事もないから
広がる未来 ときめいた日はカレンダーにチェック
愛しあう二人には特別な日が必要
君が必要だから
テーマ:ヴィジュアル - ジャンル:音楽

ふらふらとさまよっているうちに見つけた、今は大学生の女の子のサイト。
彼女が高校生の時からのダイアリーを読んでいて、うらやましくなってしまった。
ひとりでひっそり図書館にいってみたりとか。まるで三浦しをんの小説みたいに司書と仲良くなってみたり。行事をこっそりぬけだしてみたりとか。私立のクリスチャンの女子校でらしいんだけど、制服がセーラー服だなんて素敵!(私の行ってた学校は学習院のデザインをパクったボレロだったよ...)
まさにわたしのあこがれがつまってる。
自分が学生の時は、流されないようにするのが精一杯でなかなかこういう”乙女の女学生スタイル”(笑)に浸ってられなくて。「あ、こうすればいいんだ!合わせる必要なんて無いんだ。」って気がついて楽になったのはそこを離れるほんの少し前だったからなあ。本当は好き勝手やってる生徒なのに、「合わせなきゃな」と少し考えてしまうから苦しくなってしまった。たとえばルーズソックスとかね。濃紺のハイソックスの清楚さの方がよっぽど好きだったんだけどね。最初は周りの子に合わせてたり。そういうのが積み重なって、まわり似合わせるのなんて疲れて、私の場合はキレて(笑)「こんな所にはもういられない!から自力で進学する」と思って辞めちゃったけれど。
深田恭子と黒澤優が出てる「死者の学園祭」という学園ミステリーがあって。その映画がやっぱり私立のクリスチャンの女子校舞台で、ちょうど私の理想でした。”高校生”なんて好きじゃないけど、こういうスタイルならもう一度通いたい☆ ...あくまでも形から入りたいタイプ(笑)
photoは中学の教室でとった写真。
この校舎は、校門の白い大きな柱の何本も立つ吹き抜けや、壁一面透明のステンドガラスで、日が射すとキラキラに光る螺旋階段、廊下の奥の奥にひっそりある図書室とか、外から見るよりずっと凝った作りでとても素敵でした。当たり前のように通っててあまり意識しなかったけれど,写真とっておけばよかったなあ。綺麗な校舎にかようのってやっぱり違うと思おうな。どこかの小学校が硝子張りの校舎を造ってたりしてたけれど。私は高校で初めてプレハブの様な汚い校舎に通ってうんざりしたもの(笑)
テーマ:いま想うこと - ジャンル:日記

とうとう最終巻。感想は...。
(これから読まれる方はぜひ、読んでから...)
みんな大人になってしまうんだなあ...ということ。
正直はぐと森田さんには最後もっとわがままをいって欲しかったなと思った。
はぐは「絵を書き続ける」事がいちばん大事で,その為の決断だけど。
芸術家ってもっとわがままを言ってもいいんじゃないかな?
でも絵を描けなかったら、芸術家じゃない。
普通に考えたら、あの終わり方で良かったんだと思う。
けれど私は(ちょっと話が飛ぶけど)「アリーmyラブ」が大好きで、
その中で、舞台である弁護士事務所の経営者フィッシュが
事務所が人間関係でごたごたして全然上手く行かなくなった時に
「みんなわーいわーいって楽しく遊んで、仕事する為にこの事務所をつくったのに」
みたいなことを言うシーンがあって、それがすごく印象に残ってて。
私も小学校を卒業した時、
「いつまでもこのままのきもちを持ち続けよう。」って思ったりしたから。
そしてそれは今でも思う。
純粋さへの異様なまでの固執。
単に甘えてるだけと言ったらそれまでだけど。
だから、私は主人公に「自分の気持ちに上手く整理なんてつけないで欲しい」
=「大人にならないで欲しい」と望んでしまうんだと思う。
でも作者の書きたかったことはそれなんだろうな。
それぞれの青春の終わり。
なかなか今の私には受け止められない。
でも非常に素敵な漫画でした。大好きです。
↓私的にはテーマソングはスピッツよりこっちかも...
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小川洋子/薬指の標本。
静寂に満たされた標本室にふたりきり。
静かに、密やかに、囚われる 恋愛。
去年装丁に引かれて買った大好きな本。
すごく気に入って何度も繰り返し読んだ作品。
買った時「フランスで映画化」の帯がついてたからいつ公開かな?と楽しみにしていたら
9月23日から日本でも公開するそうです。
(上のリンクで予告編見られます。)
せっかくだから日本で映画化してほしかったなと少し思う。
標本士である弟子丸氏から主人公に「毎日その靴をはいてほしい」とプレゼントされた靴、
映画では赤っぽいの華奢なワンストラップパンプスみたい。
私のイメージだと、黒の革の、少しかっちりしたミドルヒールのバレエシューズなんだけれど。
まあ、あくまで勝手なイメージだけど!
オリジナルエピソードが入るっていうからどうなるか不安な所もあるけれど、楽しみです。
小川作品をフランス人が撮るなら「ホテルアイリス」とかがイメージかなと思う。
美少女と露語翻訳者の老人の歪んだ恋。
テーマ:ミニシアター系 - ジャンル:映画


私の右手におけるジャンヌダルク、それはこの指輪と時計。
Vivienne Westwoodのアーマーリング(甲冑モチーフ)とチェーンメイル(鎖かたびらモチーフ)シリーズの時計です。
偏ったジャンヌダルク像かもしれないけれど、私の中のジャンヌダルクは
リュックベッソン監督作品『Jeanne d'Arc』。
この作品を初めて劇場で見た時は、
中世の戦闘シーンの残虐さ等のインパクトとかに押されてたいした感想も持たなかったけれど、
(私はどうもエグイのが苦手で目を開けていられなかった。
後から観たら実際にエグイシーンってあんまりなかったりする(笑))
何年か経った時ふと、
その間に関連の本などを少し読んだこともあるだろうけれど、
ただ聖人としてだけでなく1人の人間としての彼女の気持ちや、
作品の伝えたかったことが理解できた気がして。
それ以来、大好きな映画になった。
ひとりの少女の純粋さ、信仰、カリスマ性。
十戒を破って、自分の手を血に染めてしまったこと。
やっぱり彼女と同じ世代の女の子にまず見てほしい作品。
ちなみにジャンヌダルクは私のいちばん好きなベッソン映画。
2番はサブウェイ。
テーマ:ヴィヴィアンウエストウッド - ジャンル:ファッション・ブランド
ここ2週間ほど大して仕事がなく、会社のデスクに座っててあまりにも暇だったので、
こっそりネットの青空文庫で古事記をずっと読んでいた。
強いて言うなら、面白かった(笑)
...ということで、古典も現代語訳なら以外と読めるな〜と思って興味を持ち、
原文よりもう少し面白く読める物をと思って、
阿刀田高の楽しい古事記(角川文庫)を購入。
目下読書中です。
古事記ゆかりの地を旅したエッセイを交えての意訳(っていっていいのかな?)なので
タイトル通り楽しく読めてオススメの一冊です。
私は歴史検定受けようとしているくらいに
ちょっと歴史マニア(笑)なので、こういった本は面白く読めます。
古代史がいちばん好き。
戦国時代もおもしろいけれど,九州王朝説とか神功皇后とか、
今じゃ考えられない深い宗教の信仰と国家形成の権力争いがすごくミステリーで興味は尽きない。
ダヴィンチコードでキリスト教ミステリーもいいけれど、ぜひ古代史もどうぞ☆

今日のおまけ画像(笑)★何だかくねくねしたねこ。
テーマ:読んだ本。 - ジャンル:本・雑誌

ハチミツとクローバー,CUTIEで出たコミックスの時から読んでるお気に入りの漫画だけど、じっくり見たかったので公開から大分経った今日、見てきました。
レビュー等、賛否別れてるようですが、感想はと言うと...
キャストはかなりイメージどおり!
蒼井優ちゃんは特に、「まさに、はぐ!!」って感じでした。しゃべった感じとか、うまいです。演技も含めて細かい所を言うとキリがないけど、「大体こんな感じ!」と満足して見れました。
音楽とかセット、小道具等も世界観に合っていて、良かったです。アトリエとか、はぐ&花本先生の住む家とか。そして衣装がとにかく可愛い♪(あゆはきっとキャス・キッドソン好きだと思ってた!おもいっきり泥だらけにしてたけど(笑))
と、かなりイメージに合わせて作りこまれているけれど、でも、脚本がいまいちだと思いました...。まるで日めくりカレンダーをめくっている様な、まとまりがなくぱらぱらした印象で展開していきます。
原作からセリフ取ってきたり、でも展開は飛んでみたり、ちょっと中途半端感が拭えない。ジュディマリ”LOVERSOUL”の監督って聞いて、かなり期待してたんだけれど...。あと「現実感」を重視してつくったそうですが、「森田さん」、いくらなんでもキャラクター違いすぎませんか??これが終始違和感感じてました。「森田さんって口にピアスなの??」と... 原作がある物はやっぱり違う所があるのは仕方ないし、2時間の制約の為にある程度「別の物」と割り切って観なきゃ、だけど。う〜ん...。
と、いろいろ思っちゃう所もあるけれど、はぐの絵を描いていくシーンとか、最初の方の森田さんの作品のシーンとかいい雰囲気でした。久しぶりに仕事以外で作品つくりたいなあ、と思ったり。個人的には行定勲監督に撮ってほしかったかも。「きょうのできごと」のような雰囲気で。
みなとみらいの劇場で観た、帰り。ランドマークタワーの横に望む半月が綺麗だった。

テーマ:ハチミツとクローバー - ジャンル:映画